平成25年
４月６日（土） 柳川待ったなし！！
昨年の12月20日に、議員辞職をし、市長選挙出馬を表明。そして、今年の2月10日に後援会事務所を開設。
私の決断は、「もう1期待ったらどうか」、「市議会議員のままでいればいいじゃないか、わざわざその立場を捨ててまでしなくても」、「到底勝てない戦い」、「巨象とアリの戦いと言われた。」相手陣営からは、私が二度と立ち上がれないよう、大差で勝つと言われていた。
これまでしゃにむに支持者拡大に走ってきた。このままでは柳川がダメになる。待ったなしの柳川をどうにかしないといけないと訴えてきた。私だけではない、純粋に柳川を愛し、柳川の将来を憂う方々がいる。その力こそ、これからの柳川創りの大きな力である。明日から選挙戦。柳川創りの戦いが始まる。
4月２日（火） 柳川市の財政事情
平成21年3月21日に1市2町が合併した柳川市ですが、年間予算（一般会計）は280億円程度ですが、そのなかで市税収入は2割程度の60億円しかなく、国からの交付税や補助金、借金に頼っています。更に合併した平成17年に比べ人口が5千人減少したことにより市税収入が2億5千万円減少し、国からの優遇策である地方交付税の14億円の加算は平成26年度以降減らされてしまいます。対して、支出のなかでもっとも割合の多い社会福祉費は少子高齢化により66億円と最も多く、年々増加し続けています。
また、すべての会計を合わせ貯金（基金）は120億円、借金（市債）が450億円で市民一人当たり63万円になります。その返済額は年間30億円を超え、加えて金利は7億円も支払っています。
4月１日（月） 平成の大合併のカラクリ
これまで、国が所得税をはじめとする税収のほとんどを握り、国づくりが行われてきました。地方自治体はというと、補助金を受け取り国の言うことさえ聞いていればよかったわけです。
しかし、高度経済成長からバブル崩壊、少子高齢化による生産人口の減少と年金を始めとする社会福祉費の膨張、日本の行くべき方向性も定まらず国自信が借金にあえぎ、国と地方の在り方が問われるようになりました。
そこで、国は地方自治体の自立を促し、地方自治体への出費を減らすため地方自治体の数を減らす目的で、平成の大合併を断行することにしたわけです。
その手段として、合併する市町村には借金をしても後で7割を交付する合併特例債というアメ、合併しない市町村には税収不足を補うため国が交付する地方交付税を大幅に減らすというムチを課しました。その結果、平成15年当時3200あった市町村が、現在では1700となりました。
低迷する農漁業が基幹産業であったり、山間地などの大きく地方交付税に依存している市町村が合併へと走ることになったわけです。
３月２２日（金） 柳川の損失
一昨日、私が秘書時代からお付き合いしている方が急逝された。御歳66歳、福岡県下でも有数の営農家である。田で突然倒れられたらしい。4月に行われる市長選挙に向けて、大きな力をいただいていただけに、大変なショックである。
その方の、葬儀が今日行われた。流石に、式参列者の数もケタ違いであった。
その葬儀で、幼馴染、そして進学校の中学時代の同級生の方が、弔辞を読まれた。その方の農業に対する情熱、人柄などのエピソードが紹介された。個の方が亡くなったということは、私のご支援者が減ったなどということは小さなことで、柳川の農業にとって、大事な人材を失ってしまったことが改めて痛感させられた。併せて、遺族の方々にとっても、このおおらかな方のご逝去は、心痛に絶えないことであろう。
しかし、亡くなったことは、事実である。残された私達では、この方の変わりは出来ないが、柳川の農業、柳川の明るい未来のために頑張らなければならない。遺影に向かって、心の中で「「ガンバリマス」と申し上げた。
そうはいいながらも、私は凡人である。今年に入って、大事な支援者が御二人も逝ってしまわれたことのショックは大きい。
３月１７日（日） 鉢合わせ
今日は、各地地区の総会が目白押しで、名前と顔、そして話を聞いてもらえる絶好の機会、数か所で挨拶をさせていただいた。
相手陣営も、考えることは同じで鉢合わせすることも度々である。相手方は、本人のみならず奥さん、妹さんと分担しているようで、それぞれお付きが二人付いている。こちらは事務所スタッフの若者一人、物量に勝る現職ならではの陣容である。
それでも、話を聞く方々にとっては、二人の話を聞いて違いがわかるいい機会、中身で勝負である。
３月８日（金） ２度たまがった
私が市長選挙出馬を決意した理由は色々あるが、その中の一つに市民会館の移設がある。柳川庁舎の横にある市民会館は、建設から40年以上が経過し、外壁のコンクリートの一部がはがれ、座席も古く狭い。そこで平成20年に1千万円の費用で調査を行い、7億円をかけて大規模改修をする計画が立てられていた。
しかし、昨年の3月金子市長は現在の市民会館を取り壊し大和町のピアス跡地に29億円をかけて「文化の香りのする市民文化会館を建設する」という構想を昨年の3月に打ち出したのである。そして、私が６月議会でこの件を取り上げ、「市のシンボル施設は、あちらこちらバラバラにはすべきでなく、現在の財政状況を考えると、現在の物を７億円の改修でリニューアルするべきである」と、質したのに対し、市長は「そういう意見があるが、トイレの問題、駐車場が狭く、それを解決するためにピアス跡地に建設したい」と答弁していた。更に、昨年の12月議会で、ある議員の一般質問で、はっきりと「平成29年度までに大和町のピアス跡地に市民文化会館を完成させたい」と答弁していたわけである。その財源は市長が大好きな合併特例債である。市のシンボル施設、市役所、市民会館といった施設は、街の中心にあるべき施設で、駐車場が少ないから、広い土地があるからといって無暗とバラバラに配置するものではない。市民が集う公共施設というものは、街の中心にあってこそ機能し、街の構図を決めるのである。
それを、最近金子後援会の方々が、「市民会館を大和町に作ると言っているのは、本当は佐々木さんだ」と吹聴しているらしい。これには、たまがってしまった。こんなウソを何故言う必要があるのか理解できない。それにもまして、「あの力と声の大きい議員は佐々木のバックにいる」などと、全く反対のことも広げているらしい。2度たまがってしまった。
２月４日（月） 操り人形
昨日、日吉神社で節分の豆まきをしてきました。千人はいようかという集まった方々、景品付きの豆の入った袋を求めて「こっちに投げて！！ちょうだい！！」と、懇願するようなまなざしで、千人×２の手が豆を求めて盛んに動く。投げられた豆に人の波が右に左に波打っている。
そんな中、最前列に陣取った小学生低学年の二人が、「佐々木さん豆をちょうだい、一票入れるから」と叫んでいるではないか。何故、私が4月の市長選に立候補予定であることを小学生が知っているのかと思いきや、その背後には祖母と思しき方が、指図をしていた。いやいや恐れ入ったとはこのとこである。
これまで市議会議員を務めさせていただき、ありがとうございました。
そして、誇りある柳川を創るため市長選挙出馬を決意いたしました。
大きなご支援とご指導を宜しくお願いいたします。
平成24年12月20日をもって、市議会議員を辞職いたしました。
これまで9年8カ月市民の代表として、仕事をさせていただきました。これも後援会の皆さんをはじめ多くの方々のご支援、ご指導によって務めることができたと思います。この場を借りて、御礼申しあげます。
そして、来年の4月14日に行われます柳川市長選挙に出馬をする決意をいたしました。
これまで、このページ、議会報告で申し上げてきたとおり、柳川市は明日の時代に向けての都市基盤整備、行財政改革と、道半ばであります。ましてや、地方自治体が自らの責任と努力でまちづくりを行っていかなくてはならない時代にあって、柳川市はその覚悟が感じられず、その指し示す方向さえ見えません。
私は、これまでの経験を元に、そして柳川のために働くことを生きがいとしていきたいという誰にも負けない情熱で、先頭に立って誇りあるふるさとづくりをしていきたいと市長選出馬を決意いたしました。
どうぞ、更に大きなご支援とご指導を宜しくお願いたします。